手続きだけじゃない!経営を見据えた開業を
クリニック開業手順

5.医療機器の選定


※スケジュール表はあくまでも目安です。
    開業される地域や科目によって変更になる場合があります。


医療機器の選定は慎重に行わなければなりません。気軽な気持ちで業者に見積りを依頼してしまうと、医療機器が高値で固定されてしまうことが多いからです。

5-1.医療機器の選定

医療機器の購入をご検討されているドクターに、絶対に注意していただきたい点があります。

開業を考えたとき、医療器械の営業にさりげなく価格を聞いたり、開業情報を仕入れようとしないでください。器械の値段の仕切りが始まり、高コスト開業が約束されてしまいます。

医療器械の選定は、設計の段階になった際に、秘密保持契約を取り交わした医療器械商社と相談するのがおすすめです。
これは、内装設計の段階で、器械の配置を念頭に入れた設計ができるためです。
ただし、入れようと思う器械を決めるだけで、金額の交渉はしません。金額については、後ほど競争入札で決めていきます。

実際には裏側で、直接営業がかかることもあるかもしれません。医薬品卸さんの営業に情報が伝わっていれば(営業のノルマのために)、お願い営業が入る事もあります。

コンサルタントにご相談されている場合には、情報が漏れることはありませんのでご安心ください。
万が一漏れた場合でも、コンサルタントに事後処理で全て対処してもらうことができます。

あるクリニックでは、開業準備の際に医薬品卸業者に情報が伝わり、回りまわって勤務先の病院長に伝わってしまうことがありました。
開業時はしかるべき対応を取らないと、これまでの人間関係を悪化させるきっかけになってしまいます。

ドクターご本人も、営業に情報を漏らさないよう、くれぐれもご注意ください。

医療器械メーカーの決定や価格交渉はもっと後でも十分間に合います。
先にお話を始めてしまわなければ、価格も相当安くなります。

以前、ある大手電機メーカーの役員とご親戚関係にあるというドクターから、レントゲンを定価の30%引きで納入したというお話を聞いた事がありましたが、実際のところ、レントゲンは定価の半額で納入する事もできます。

医療器械の定価は参考にはなりません。
交渉の仕方次第で、かなり準備資金の節約ができますので、コンサルタントを活用することをおすすめします。

5-2.機材搬入

内装工事が終了し、引渡しを受けたら、機材の搬入に入ります。

機材搬入時に特に注意するのはレントゲンを入れる場合です。レントゲンを入れるとなると、開設届提出の際にレントゲンの線量チェックが必要となります。
開設届には、放射線漏れがないことを確認した書類を添付しなければなりません。

レントゲンは搬入するだけでなく配線工事も必要となりますから、日数に余裕を持っておく必要があります。また、放射線漏れを測定するフィルムバッチ等の測定器も、保健所立会い検査時に必要となります。

大型の機材を入れてみると初めて、クリニックらしい感じがしてくると思います。
このころには、医薬品卸さんとの医療消費財その他の物品のお話も始まっていることでしょうから、気を抜かずにコスト削減に努めましょう。

白衣やサンダルの発注は、スタッフ研修からでも間に合いますので心配しないでください。

クリニックの看板もこのころには取り付けられてしまうと思いますが、開設届が出るまではクリニックの表示ができないので、上手にカバーをしておく必要があります。

消火器の設置も忘れないようにしましょう。
保健所や厚生局の立ち入りがある場合には確認されることがあります。


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