コンサルティング会社の広告宣伝 「ホームページ制作・広告戦略」
ホームページを見た後、来院してもらうために
ホームページを見てもらい、実際にクリニックに来院してもらうまでには、大きく分けて2つの対策が必要になります。
ホームページに辿りついてもらうまでの「入口対策」と、ホームページを見た後、実際に受診してもらうまでの「出口対策」です。
ホームページからの集患は、この「入口対策」と「出口対策」の両方が噛み合って初めて効果がでます。このページでは「出口対策」についてご紹介いたします。
ホームページの「出口対策」とは?
「入口対策」によってホームページを見に来てもらえる環境が整ったとしても、患者様に「このクリニックに行ってみよう」と思ってもらえなければ意味がありません。
ホームページから集患につなげるためにはどのようなことが必要でしょうか。
受診までのハードルを下げる
初めてのクリニックを受診することは、患者様にとっては、とてもハードルが高いものです。
体調が悪いときに、クリニックに受診すれば、より効果的なお薬をもらえるにもかかわらず「クリニックに行くのは嫌」と市販薬で済ませようとする方々も少なくありません。
そうした背景には、クリニックを受診する事に対する面倒さや不安が含まれています。
そのためホームページでは、負担がなくスムーズに受診できる事や患者様の不安を少しでも取り除いてもらえるような内容を掲載し、患者様が受診するまでのハードルを少しでも下げるような工夫が大切です。
患者様の不安を取り除くための要素とは?
患者様の不安を取り除くために、どのような内容を載せれば良いでしょうか。
特別なことはありませんが、下記にいくつか挙げてみます。
- 受診すれば症状や病気は治るのか
- 治療方法はどういったものだろう、痛くないだろうか
- 診療してくれる先生はどんな人柄だろう、怖くないだろうか
- クリニック内の雰囲気はどうだろうか
これらの内容をホームページに掲載する=「見える化」してあげることで、患者様が受診するまでのハードルは徐々に下がってきます。
ホームページが必須の時代であるとお伝えした中でも記載しましたが、伝えられることはとことん伝えるのです。とにかく不明点をなくしてあげましょう。
ポイントは、わかりやすい「見える化」
ホームページを通じて、クリニックを「見える化」することは大事ですが、ただ単に掲載するだけでは効果は半減してしまいます。
ポイントは、いかに患者様にわかりやすく「見える化」できるかということです。
例えば、病名や症状など、先生にとっては普段から使っている言葉でも、一般の方にとっては聞き慣れない専門用語かもしれません。
FPサービスでは、先生側の専門用語を、患者様側の言葉に翻訳(言葉の噛み砕き)させていただきホームページに掲載しています。
これら、先生側と患者様側の言葉を繋げるノウハウは、クリニック専門でホームページ制作・運用を行っているFPサービスだからこその強みだと思っております。
具体的なアクションを起こさせる
受診しようかなと思ってもらえるところまで持っていける充実したコンテンツを掲載している場合でも、油断は禁物です。
「この先生なら信用できそうだ。」「スムーズに受診できそうで、自分の都合にあっている。」「検査に関してしっかり説明してあるし、楽に受診できそう。」「安心して子どもを診てもらえそう。」と思ってもらった後のお話。
で、どうすればいいの?こう思わせてしまったらアウトです。
受診したいなと思っている患者さんを迷わせず、受診方法や診療時間、クリニックまでのアクセスといった基本情報を与えなくては意味がありません。
その導線が欠けていると、まるで商品説明がしっかりしているのに、購入ボタンのない通販サイトです。
外来は予約制なのか。検査は電話予約なのか、直接クリニックに行けばいいのか。専用時間などはあるのか。
ここに診てもらいたい、の後に具体的な行動がとれるような設計をしましょう。
どのページを見ていても、すぐに診療時間やアクセスを確認出来たり、コンテンツの最後に「お電話にてご予約ください」など案内文を記載し、その上ですぐに電話ができるようボタンなりを設置する。
新規開業時のホームページ、または既に公開しているホームページにて、以下の導線が確保されているか再度チェックしてみましょう。
- クリニックの電話番号がいつでも見れる、すぐに電話できる
- 診療時間がいつでも見れる
- アクセス情報がいつでも見れる
- 外来の受診方法が明記されている
- 検査などの説明の最後に、その受診方法が書かれている
スタッフさんの負担軽減にも
クリニックの診療内容や基本情報を明確に掲載し、このような導線設計を構築しておくことは、患者さんだけに対するメリットではありません。クリニックのスタッフさんにもメリットがあります。
といいますのも、ホームページを見てくれた患者さんが何か不明点を抱えていた場合、別のクリニックを探すこともあれば、分からないからとりあえず電話して聞こうというパターンもあるからです。
診療の最中に、基本的なことの電話問い合わせがたくさん入れば、受付スタッフさんの負担が増します。電話での予約を取っているクリニックであれば、それに交じってきますので、なおさら面倒です。
ホームページでしっかり情報を伝え、不明点をなくしておくことは、電話応対負担の軽減につながるということです。
受診へのハードルを下げ、必要な基本情報を伝え、具体的にアクションを起こせるところまで持っていけてはじめて、ホームページが集患ツールとして機能しているといえます。