クリニック開業を決意する前に|医院開業のよくある質問(5)
- クリニック開業
目次
Q:医院開業の物件選定でコツや注意点はありますか?
医院開業に良さそうな物件を見つけました。
この物件で開業したいと思いますが、気をつける点はありますか?
A:ご自身の開業コンセプトに合っているか、再確認しましょう。
開業場所の確定は、開業コンセプト確立(※開業手順へ)の次に重要な課題です。安易に決めることは避けた方が賢明でしょう。
戸建て開業にされるのか、ビルや建て貸しの物件にするのか、診療科目や地域によっても検討しなければならない項目が非常に多くあります。
広ければ運営コストが高くなりますし、狭ければ診療に影響が出てしまうかもしれません。
また、開業場所といってもビルの一部を借りるような場合、一般の不動産業者では確認できないような情報が重要となります。
天井高は機械の搬入などに支障がないか、レントゲンなどを設置する場合電気容量が足りるか、足りなければ変圧器の設置に同意してもらえるか、シンクやお手洗いなどの排水設備を作るために床下に十分なスペースがあるかなどの点です。
一般的に、医院開業物件といえどもこれらの要件を満たしていないものが混ざっています。不動産業者やネットの物件にはこれらの重要な情報が含まれていないため、良い物件かどうかの判断ができません。そのため、開業コンサルタントを通じて不動産会社に設備について確認を行い、場合によっては医療専門の設計会社に現地確認を依頼されたほうが良いかと思います。
「良い物件だと思うのでここで開業したい!」という進み方は危険です。
まずは、医院開業の手順をご参照いただき、きちんと開業コンセプトの確立から進められることをおすすめします。
【医院開業の物件選び】後戻りできなくなる前に【良い物件とは何か】
医院開業を志す先生にとって、開業物件は極めて重要な要素です。
物件探しを進める中で、さまざまな業者から多様なテナントを紹介されることも多いでしょう。
しかしその際には、「良い場所」「良いテナント」とは何を指すのか、その意味を正しく理解しておくことが欠かせません。
なぜなら、物件選びは後から簡単にやり直せるものではなく、その判断がクリニック経営に長期的かつ大きな影響を及ぼす可能性があるからです。
動画でわかる!クリニック開業の物件選び
物件選定に迷ったら、まずは無料相談をご活用ください
医院開業の物件選定は、後から修正が難しく、経営にも大きく影響します。
「この物件で本当に問題ないのか」「選び方は間違っていないか」と感じた段階で、専門家の視点を入れることが重要です。
当社では、開業コンセプトや診療科目を踏まえた物件選定のご相談を無料で承っています。
少しでも不安があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
クリニック開業に関するよくあるご質問
クリニックの開業をお考えの先生から、実際にご質問を頂戴した内容をQ&A形式でまとめました。下記の質問文をクリックしてQ&Aをご覧ください。
- Q1.自己資金はどれくらい準備しておけばよいですか?
- Q2.銀行借入はできますか?
- Q3.医院開業前にマンションの購入を考えています
- Q4.医院開業前に自動車を購入したいのですが?
- Q5.医院の開業場所についてはどのように考えればよいですか?
- Q6.都市部で医院を開業しても大丈夫でしょうか?
- Q7.都内在住で開業地は埼玉ですが、引っ越しが必要でしょうか?
- Q8.開業後、患者様は本当に来ますか?
- Q9.日本政策金融公庫はクリニック開業資金への融資は対象外と聞きましたが?
- Q10.医療機器を購入はやはり現金が良いでしょうか?資金の面で不安があります
- Q11.妻が医院開業に対して不安を抱いています
- Q12.医院開業準備に使ったお金が経費になるって本当ですか?
- Q13.親族が開業費用を出してくれると言うのですが?
- Q14.金融機関からの借入資金の返済について
- Q15.クリニック開業時の標榜科目について教えてください
- Q16.開業時の建築費用について教えて下さい
- Q17.二人で開業をする場合の注意点はありますか?
- Q18.医師会に入る必要はあるんでしょうか?
- Q19.医院開業に必要な資格はありますか?
この記事の監修者 椎原 正
FPサービス株式会社 代表取締役
FPサービス株式会社創業者。中小企業診断士(経済産業大臣認定・国家資格)。
クリニックの開業および経営コンサルティングに長年携わり、事業計画策定や資金調達、
開業後の経営支援まで幅広くサポートしている。著書に『クリニック開業[実践]ガイダンス』
『<決定版>クリニック開業ガイダンス』(いずれも現代書林)があり、累計4,400部を突破。
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