Withコロナ・Afterコロナ時代の医院開業
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、医院の新規開業を迷われる医師が増えており、弊社にもご相談が増えております。
弊社が、開業コンサルティングをさせていただきコロナ感染が始まる前後から今日に至るまでに開業された全てのクリニックは集患に大成功されています。
ずばり、今は様子を見るべきなのか?

弊社では、様々な分析から、今が最後の開業チャンスだと考えています。
なぜなら、2028年には医師過剰問題が始まることが厚生労働省医師需給分科会の統計でハッキリとしているからです。
出典:医療従事者の需給に関する検討会 第35回 医師需給分科会
令和2年8月1日 資料1 令和2年医師需給推計の結果 p36 厚生労働省
Withコロナ・Afterコロナ時代の今、開業するメリット
今こそ新規開業のチャンスと考える理由は以下があげられます。
- @ 競争相手が、コロナによる影響を考え、開業を2〜3年後としていてライバルが少ない
- A 既存の診療所の診療報酬は、クリニックの評判により差が出ている
- B 不動産賃貸や建築価格が今後下落することが見込まれ、今からの開業準備を行えば、割安で開業できる可能性が高い
- C 事業縮小や撤退から、クリニック向けのテナントに空きが増えてきている
- D 看護師を含め、病院勤務から診療所勤務への転職を考えるコメディカルが増えている
- E 一般企業の派遣や契約社員の雇用止めが激増しており、医療事務への転職希望者の応募が増えている
- F 2〜3年後には、病院勤務の条件や将来の見通しがますます悪くなり待機組(様子を見ていた医師)の開業が一気に増え競争が激化する
- G 銀行金利が過去最低レベルにある
- H 既存の診療所でも、評判のクリニックは過去のレベルに戻っているところもある
開業を見送る(様子見をする)デメリット
反対に、今様子をみて開業を見送ることがデメリットを持っていると考えられます。
- @ 開業ラッシュの最中の開業となる
- A 既に先行開業して、患者さんの評判を取っているクリニックに対抗しての追いかけ開業なので、患者さんの増え方が悪い
- B テレワークにより、住宅建築や郊外の改築などで建設コストが上昇し始める
- C 一般企業が、テレワーク推進からオフィスサイズを縮小、クリニックサイズのテナントを求め始めている
様子を見ている間にテナントが埋まっていく可能性も - D 都市部開業では、テナント料の急激な上昇はないが、医療事務の一般企業への転職が始まる
- E コロナの感染拡大に一定の歯止めがかかれば、給与の高い病院勤務に戻る看護師も出てくる
- F コロナの影響で、世界中の中央銀行がインフレを警戒し、金利が上がる可能性が出てくる
大きな環境変化はピンチにもなりますが、その中にチャンスも存在します。
Withコロナ・Afterコロナ時代の開業について、気になることがある、相談したいという場合には、弊社の無料相談をぜひご活用ください。