オンライン資格確認の顔認証付きカードリーダー比較

2021年の3月より、医療機関・保険薬局にて「オンライン資格確認」が開始いたします。
オンライン資格確認の導入について(厚生労働省公式HP)

オンライン資格確認では患者さんがお持ちのマイナンバーカードを専用の顔認証機能付き機器で読み取る必要があります。

こちらでは、顔認証付きカードリーダー(3社)の比較とそれぞれの特徴をお伝えしていきます。

2021年3月末までのカードリーダー導入には補助金が支給されます(4月以降の新規開院される医療機関も申請可能です)詳細はこちら▼

顔認証付きカードリーダー3社の比較

メーカー 富士通Japan
株式会社
パナソニック
システムソリューションズ
ジャパン株式会社
株式会社
アルメックス
機器イメージ
寸法
(幅×奥行×高さ)
17cm×23cm×20cm 14.8cm×14.5cm×27.6cm
(突起物、付属品除く)
35.4cm×17cm×13.9cm
画面サイズ 5インチ 7インチ 8インチ
保守 5年間無償保証 5年間無償保証 18ヶ月間無償保証
上記期間終了後は有償保障(月額2,500円)
紙の公費医療券各種証明書等の読み取り 不可 不可
「ひとり親家庭等医療証」や
「こども医療費受給者証」等に対応
メーカー公式HP 商品カタログ
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富士通 Caora

富士通のCaoraは一番立方体に近い形になっており、設置の安定性が高いことが特徴です。

カードリーダーはやや奥まった構造になっており、外光の遮断から読み取り制度を向上させる設計になっています。

また顔認証システムにはなりすましの防止機能も搭載されています。

画面のサイズは3社の中では小さいものの、コントラスト比の調整により色弱の方にも見やすいような対応がなされています。

またPC1台に対してこちらのCaora4台までが同時に接続可能となっており、受付に複数台並べたいという場合にも対応できる仕様になります。

パナソニック

パナソニックは縦長のデザインでスマートさと設置面積の小ささが特徴的です。高さが許す限り省スペースでの導入が可能です。

実際にデザイナーが効きデザインを手がけたこともありスタイリッシュさがあります。

縦長の顔認証モニターはパナソニックの技術が集約されており、その顔認証制度の高さが特徴です。(パナソニックの顔認証システムは空港での認証システムにも導入され、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)からも高く評価されています)

また画面は手袋をつけたままでのタッチも可能で、直接画面に触れたくないという方にも対応しています。

アルメックス マイナタッチ

アルメックスのマイナタッチのみ機能面から横長型が採用されています。

他の2社との最大の違いが、紙の公費医療券各種証明書が読み取れることで、このために横長のモデルとなっています。

こちらもPC1台に複数台を接続可能になっており、顔認証システムも赤外線を用いたなりすまし防止機能を搭載しています。

また、ミラーリング機能として、受付側からも操作が可能なモニターがあり、画面に触れたくない、タッチパネルの操作が不慣れな方の代わりに受付から操作をしてあげることが可能です。

アルメックス社の再来受付機との連携が可能な機器となり、連携して設置すると、受付→マイナンバーカードの確認→保険証の読み取りまでを完結できるようにもなります。


各社、患者さん、医療機関を考えての機能が充実しておりますので、設置スペースや運用、画面サイズなどそれぞれクリニックに合った機能を見定めて導入を検討されてはいかがでしょう。

2021年3月末までの導入には補助金が支給されます

こちらの顔認証付きカードリーダーの申し込みを、2021年3月までに行った医療機関に対し、一定の補助上限まで定額補助を行うことが決まっています。

4月以降も一部補助金支給がされます。

「加速化プラン」を踏まえた追加的な財政補助について 医療機関・薬局向けオンライン資格確認について p22(厚生労働省講演資料pdf)

厚生労働省は、いずれほとんどの患者さんがマイナンバーカードを持って医療機関を受診するように推進しておりますので、導入をされる場合には補助金を受け取れる期間中に申し込みをされることをおすすめします。

2021年4月以降の新規開業でも補助金申請が可能です

オンライン資格確認の導入に係る顔認証付きカードリーダーの申し込みを行うためには、医療機関コードが必要です。

しかしこの医療機関コードはクリニックの開業直前に厚生局から交付されるものなので、これから開業するクリニックには医療機関コードがありません。

しかし、新規に開業するクリニックでも、2021年3月(全額補助金給付の申し込み期間)までに顔認証付きカードリーダーを申し込むことが可能です。

4月以降に開業するクリニックの場合は、アカウント登録用の「仮コード」を発行することで顔認証付きカードリーダーの申し込みを行うことができます。

基本的な手続きは既存のクリニックと同様ですが、新規クリニックで補助金の申請をする際には、保険医療機関指定申請の際に別途提出書類が発生するので、注意が必要です。

詳細な手続き方法は、今後オンライン資格確認ポータルサイトにて公表される予定です。(オンライン資格確認・医療情報化支援基金関係 医療機関等向けポータルサイト)

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