開業コンサルタントが医院開業のポイントを解説 医院開業セミナー

心療内科・精神科の開業資金・自己資金・収入

心療内科・精神科クリニックの開業資金と平均診療報酬の目安をご紹介します。

心療内科・精神科クリニック開業のポイント

心療内科・精神科の開業は、他の診療科目に比べて導入する医療機器が少ないため、比較的安価に開業できます。
そのため心療内科・精神科クリニックの数は顕著に増加しております。

対照的に、心療内科・精神科クリニックの主要な保険診療点数である『通院・在宅精神療法』は引き下げ傾向にあります。
厚労省が進める医療費適正化の流れの中で、今後、診療報酬が大きく上がるとは考えにくいです。

今後さらに診療報酬点数が下がっても安定した経営を続けるために、開業前の段階から『効率的な診療』と『患者満足度向上』に力を注ぐ必要があります。

『患者満足度向上』の部分については、患者さんのプライバシーに配慮したクリニック運営方法を検討することで、開院後の運営を早く軌道に乗せられるか左右されますので、開業資金は宣伝広告や内装に重点を置き、落ち着いた雰囲気を意識しましょう。

  1. 駅から徒歩3〜4分圏内
    テナントビルの2階以上での開業をお勧めします

    心療内科・精神科に来院される患者さんの多くは、通院していることを他人に知られたくない気持ちがあるため、駅前のビル1階での開業はお勧めできません。
    できれば、表通りから1本入った場所で、2階以上のテナントをお勧めします。
    また、患者様の多くは、会社と自宅の中間駅で、駅から比較的近いクリニックに来院する傾向が高いため、利便性のある駅での開業をお勧めします。


  2. 金融機関から借入れできるかどうかの確認をお勧めします
    心療内科・精神科のクリニック開業は近年増加傾向にあるため、2012年頃から借入れをお断りしている金融機関がございます。
    借入については、事業計画等を含め、コンサルタントにご相談ください。


  3. 落ち着いた雰囲気で、プライバシーに配慮した内装づくりをお勧めします
    クリニックの内装については、患者さんが気軽に話せるように落ち着いた色を使った内装をお勧めします。
    例えば、待合室に仕切りパネルを設けて、患者さんのプライバシーに配慮することもポイントのひとつにあげられます。


  4. インターネット広告による集患対策
    心療内科・精神科の患者さんは、インターネットを通じてクリニックを探すことが多いので、『このドクターに相談したい』と思わせるようなホームページ作成を心がけましょう。
    そのためには、専門用語を使うのではなく患者さんが見て理解しやすいホームページの作成とSEO対策(検索エンジン対策)に力を注ぐことをお勧めします。
    ホームページの制作実績はこちら
    SEO対策についてはこちら


  5. 患者の不安を取り除くための情報提供体制
    心療内科・精神科クリニックに来院する患者さんの中には、薬の副作用などの治療内容について、不安を抱いて来院する方が多いです。その原因としては、インターネットの情報サイトや掲示板で様々な情報が飛び交っていることなどがあげられます。
    中には、誤った情報を信じ込んでいる患者さんもいるため、不安や誤解を取り除き、安心して通院してもらうために、薬剤や症状、各種制度など、正しい情報を患者に合わせて提供する必要があります。
    受付スタッフであっても医療や制度の知識をある程度身に付けると、患者満足度向上やクレーム防止に繋がってきます。


  6. 近隣の調剤薬局と連携対策
    クリニックから指定の調剤薬局を勧めることは医薬分業上できませんが、近隣の調剤薬局(クリニックを中心とした半径100m圏内)に処方箋を渡す際、名前ではなく番号等でお呼びする、名前は呼ぶが処方箋の確認を口に出さず指差し確認でご説明するなど、患者さんのプライバシーの配慮を開院前にお願いすることをお勧めします。


  7. 開院時の看護師採用はあまりお勧めしておりません。
    血液検査を行うため、開業当初から看護師を雇用する先生がおりますが、開業当初は来院される患者数が少ないので、あまりお勧めしておりません。
    弊社で開業された心療内科・精神科の先生のお話を聞くと、「開業して1ヶ月が経ち、血液検査は月に2件でした」と話されておりました。 クリニック経営の中で、人件費はかなり大きな支出となるため、採血のためだけに看護師を雇うのはお勧めできません。

    看護師を雇うのであれば、医療事務もやってもらえる臨床検査技師、もしくは院長先生自らが採血を行ったほうが、クリニックの経営がうまく回ると考えられます。


  8. 各専門職との業務分担
    心療内科・精神科クリニックに関連する専門職は、臨床心理士・精神保健福祉士など多岐にわたります。
    患者へのカウンセリング、自立支援や傷病手当といった各種書類作成などの業務を滞りなく行い、医師の負担を減らすために、こうした専門職をうまく活用することが重要です。


  9. 電話対応の重要性
    心療内科・精神科のクリニックだと、初診予約は電話で行うケースが多いかと思います。
    電話予約の場合、最初に患者さんと接するのが受付スタッフになりますので、開業前のスタッフ研修の際に、クリニック内での対応だけでなく、電話対応もしっかり研修されることをお勧めいたします。

まずは弊社の無料相談をご利用ください

競争が厳しい心療内科・精神科での開業では、開業前に十分な戦略を練ることが重要です。どのようなコンセプトにするか、また広告戦略などのノウハウが知りたいなどございましたら、ぜひ一度弊社の無料相談をご利用ください。そのほか不明な点や疑問がございましたら、コンサルタントがお答えさせていただきます。

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心療内科・精神科クリニックの開業資金

土地、建物 約1,000万〜
設備 約400万円〜
電子カルテ、レジスター、コピー複合機(家庭用)、診察用ベッド など

自己資金がなくても開業はできます!

上記の開業資金は先生が全額自己資金として用意するものではございません。
開業は自己資金0でも可能な場合がございます。
詳しくは、開業に関するよくある質問Q&A「自己資金はどれぐらい準備する?」をご覧ください。

心療内科・精神科の1ヶ月あたりの収支

※1ヶ月あたりの収支は、厚生労働省 中央社会保険医療協議会の平成24年度のデータを参考にしています

個人クリニック

収益
診療報酬 約498万円
介護収益 0万円
経費
人件費  ※院長の収入は含みません 約99万円
医薬品費 約117万円
その他 約126万円
精神科の1ヶ月あたりの収入(収益 - 経費)= 約156万円

医療法人

収益
診療報酬 約1338万円
介護収益 0万円
経費
人件費    ※院長の収入も含みます 約749万円
医薬品費 約86万円
その他 約459万円
税引後の精神科の1ヶ月あたりの収入(収益 - 経費)= 約44万円
理事長先生と理事(奥様や成人したお子様)の報酬を引いた、残りの医療法人の収入です。

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