医師の自動車保険:逸失利益の考慮

勤務医、開業医を続けていくうえで、先生方は様々な保険に加入されていることでしょう。

突然の病気やケガにより、死亡/就業不能状態となってしまっても、ご家族や先生自身の経済的負担を少しでも軽くするのがそうした保険の役割です。

お車を所有されている先生は必ず自動車保険に加入されていることと存じます。

自動車保険では主に、

  • 賠償
  • ご自身
  • お車

をカバーしておりますが、このご自身の補償についての条件の中で「逸失利益」の考慮はされているでしょうか。

逸失利益とは

逸失利益とは、「事故がなければ得られたはずだった収入」を指します。

逸失損益の算定については

  • 労働能力の低下の程度
  • 収入の変化
  • 将来の昇進・転職・失業等の不利益の可能性
  • 日常生活上の不便 など

を考慮して行います。

もし仮に事故によって死亡してしまった場合には、被害者が生きていればどれだけ利益を得られていたかを考えなくてはいけません。

その場合には収入額から生活費を控除し、そこに就労可能年数をかけるといったように算定を行います。

算定式

死亡の場合 (収入額 ー 被害者本人の生活費)
× 就労可能年数に対応する中間利息控除の係数(ライプニッツ係数)

※将来の収入を一時金として受け取ることになるため、中間利息(現在の価値に換算するときの利息分)を差し引きます。
後遺障害の場合 (収入額 ー 労働能力喪失率)
× 就労可能年数に対応する中間利息控除の係数(ライプニッツ係数)

※この場合、生活費は実際にかかるために差し引かず、障害の程度や年齢を考慮した労働能力喪失率をかけます。

保険の上限額

なぜこの逸失利益の考慮が大切なのかというと、ひとえに医師という職業に関係しているからです。

保険会社の基本的なプランでは、ご自身の補償に一定額の保険金が設定されていることが多いです。

もちろん一般企業のサラリーマンであれば、そのプラン通りの保険金で大丈夫なのですが、医師は事情が異なるのです。

逸失利益は、健康であれば本来得られたであろう利益ということなので、医師の場合、億単位になることも想定されます。

そのため、死亡でも後遺障害でも、算定式にある「収入額」が大きい医師は、定額補償ではなく無制限補償を選んでおいたほうが、安心と言えるでしょう。

無制限補償を選択すると保険料もやや上がりますが、万が一のリスクに備えるという意味では大きな増額ではありません。

保険に加入しておくこと自体も大切ですが、そのプランが先生にあっているのか、適正かを見極めていく必要があります。

FPサービスはファイナンシャルプランニングのプロです

弊社ではファイナンシャルプランニングのプロとして、開業を支援させていただく医師の先生には、必ずご加入されている保険の見直しをしております。

つい見落としがちになる保険の見直しですが、開業医としてのライフプランに付随するリスクに対応するため、なるべく早い段階から実施しております。

上記のような保険だけでなく、投資信託を活用しての資産形成アドバイスも行っておりますので、ご相談下さい。

先生の声

お茶の水甲状腺クリニック 宇留野 隆 先生

お茶の水甲状腺クリニック
宇留野 隆 先生

「ファイナンシャルプランナーとして、加入中のすべての保険を確認して、開業に向けて、新規加入、解約などの指示を頂け、こちらも安心材料になりました。」
宇留野 隆 先生の声はこちら
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そうだ耳鼻咽喉科クリニック 宗田 靖 先生

医療法人社団 千空
そうだ耳鼻咽喉科クリニック
理事長 宗田 靖 先生

「特にFPサービスに頼んで良かったと感じたのは、開業後のリスクヘッジをファイナンシャルプランナーとしての立場からも行ってくれることです。開業医は自己責任でクリニックを経営していかなければなりません。ファイナンシャルプランニングの技術を持ったコンサルタントは、開業後に関しても頼もしい存在です。」
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このサイトの監修者:椎原正
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FPサービス株式会社 代表取締役
FPサービス株式会社創業者。中小企業診断士(経済産業大臣認定・国家資格)。クリニックの開業および経営コンサルティングに長年携わり、事業計画策定や資金調達、開業後の経営支援まで幅広くサポートしている。著書に『クリニック開業[実践]ガイダンス』『<決定版>クリニック開業ガイダンス』(いずれも現代書林)があり、累計4,400部を突破。
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